野球

この日も野球場を確保していた抜かりない我ら、もとい石坂君。しかし昨日と違って対戦相手はいないんで自分らで練習、やだなー、なんて思っていたんだけど、なんのなんの、早朝に石坂から電話「対戦相手見つかった」

うちらと同じ技量とのこと。いやー、楽しみだ。テンションが上がる。

昼に兄貴とバッティングセンターに。→酷く疲れる。

眠い体を引きずって野球場に。←運動してないのに疲れている時点でおかしい。

この続きは後で書きます。*  *  *  *  *
我が家では日経新聞をとっているのですが、まあ、経済新聞は普通の新聞に比べて経済面が充実しております。読むところが限られてくる。これでも大分経済の事などにも昔に比べ明るくなった、とは自負しているんだが、まぁ僕に経済はあまり関係がないので、文芸面やスポーツ面に畢竟一番目を通すこととなる。

さて、文芸面で「交遊抄」と「私の履歴書」というコーナーがある。交遊抄の方は日替わりで大体800字程度の文章を、各界の著名人(会社の社長など)が「自分の人生でお世話になった人」などを紹介するのだが、著名人といっても一般人は知らない人が殆どであり、更に言うと、そのお世話になった人、などもどっかの取引先の社長、などであったりするのだが、結局その人の名前もまったく知らない。そうなると文章の内容は結局、「相手をいかに引き立てるか」ということのみに旨味がいくことになる。だが、このコーナー、先に述べたように字数が少ない。その上、語る人は本当に素人。もうもう、完全に尻切れトンボ。紹介、がこのコーナーの主目的なんだが、結局相手はどういう人柄で、その人との馴れ初めはどうだったか、読んでいてさっぱり伝わってこないことが多く(字数が少なすぎるだろう矢張り)、非常に面白いコーナーで毎日楽しく読んでいる。

それに増して面白いのは「私の履歴書」だ。これは一ヶ月交代で著名人が自分のこれまでの生涯について語るもので、これは結構スペースが大きく(ざっと一回原稿五枚くらいだろうか)、これが毎日なので贅沢な仕様になっている。
今月は小堀早慶、先月は小松左京、先々月は作曲家の遠藤実がやっていた。
先月の小松左京は作家だけに矢張りうまい。そして小松左京星新一筒井康隆半村良といった日本SF黎明期について語られるだろう、と期待していたら予想通りで読んでいて非常にタメになった。

さて、反面教師は先々月の遠藤実である。まぁ、著名人がこれだけのスペースを与えられると、要は「自慢」も結構多くなって来るんだが、この人の場合それがなかなか多くて読んでいて、楽しい。そんで、工場で働いていたときに他人の弁当を食ったと疑われて仕事をやめた、とか流しの仕事をしていたとき、あまりに寒かったから小便を自分の手にかけて
要は読んでいて胡散くせーなーって。