カツむすび、納豆、おこわ+ハンバーグ

なんもしてないなぁ。K1見た。
テレビで格闘技を見るのは久しぶりなのだけれど、すっかり「バキ」脳な僕にとってはなんつーか物足りねー。というか最近のバキもつまんねーよ板垣ッッ!!

mixiとかGREEとかに知り合いが普通に居すぎて怖い。
4,5年前、僕があれを始めた当初なんて普通の人は見向きもしなかったんだけどなあ。
日記とかつけてる人もいなかったし。いくら誘っても、「えー、面倒くさい」みたいだったのにそういう人たちも今や率先して日記をつけている。
ま、「皆がやってるからやる」の典型的なパターンなんだろう。皆がやってなきゃやらない。
その内皆が飽きて別のが流行るんかな。

と、いう訳で、向こうにも日記をちょくちょく載せていたんだけど、面倒くさいんで止める事にした。
わざわざクリックしてでも見に来てくれる人に対して日記を見てもらうことにしまして。まあ逆の意味は推して知るべし、みたいな。
こういうとこは本当に天邪鬼なんだろうねー、俺って。自分でも惚れ惚れする。

あと、mixiのコミュニティ、「多分私は世の中の役に立たない」が100人突破しました。万歳!

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(初読:2006/7/30)
直木賞予備軍からやっと昇格、直木賞作家となりましたYA文学の旗手こと森絵都の今月発売の長編。つーか、「直木賞予備軍」っていう感覚、っていうか制度を止めて欲しいなあ。それが出版界の活性化になるかっていうのかね。何か間違ってると思う。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/life/topic/literaryawards/060710_4th/

で、本作。これまで何作か文庫化された森作品を読んでいるわけなんですけど、正直ピンと来なかったことが多かったのね。いや、つまらないとかじゃなくて、あんまり僕好みの小説を書く人じゃないなあ、って感じだった。YAでいうと、僕は笹生陽子の方が好き、みたいな。漫画で「だれそれの話は面白いけど、絵があんまし好きくない」っていうのと似た感覚。
でもねー、この作品に限っては面白い、と言わざるをえんよ。こういう、文章にパワーを感じないけど綺麗に話を持っていくタイプはあんまり好きじゃないんだけど、しつこいけど、でも、うまくストーリーが進んでいる。スポーツ物でこういう風に話をうまく持っていった辺り、非常に素晴らしい。宮本輝優駿」に通ずる巧さがある。

特に第四部が一話一話・一巡一巡ごとに順位が上下して、読者の側も「うぉおおお!」って話に引きずられること間違いなし!なのですよ。