マッチング戦記①(カレー、鍋+ビール・日本酒@温野菜)

今日も葛西でまったり。給料が手に入った!めでたい。携帯代を引いて+7万ちょっと。
眼鏡をゲット。葛西のユニクロにて慶応との共同開発で話題のボディテックシリーズを購入。ほほぅ。他のも買うかも。結構快適。-3000。
あとはだらだら葛西の服屋とか見たり。

家にいたんですが、いたる兄さんの呼び出しにより白山で肉の会。他にJT、こばぴー。
鶏肉を大量に摂取。

さて、ショッキングなことが。この夏はマッチングと呼ばれる、病院の就職戦線真っ只中なのですが、、、あのー、ですね、、第二志望の病院、、の、受付期限が、、えっと、過ぎてました!!

こばぴーに「8月4日に試験でさあ」と言われて「えっ、あれってもう受付けてんの!?」「いや、もう過ぎたよ」「!!」という一幕。あれは今月一番びびったな。←就職ですよ!!

まー、ご縁が無かったという事で。ファッキン!

あとは、「バカヤロー、俺たちに必要なのは恋愛なんかじゃねえぞ!」と声を大にして言いたい。「恋愛よりも、野球だ!」っていう会話してた。

あとJTが「かまいたちの夜!」って吼えてた。なんか可哀想になった。

夜にももさんと話した。なぜか俺は「赤いバンダナの人」になっているらしい。俺じゃねえ。

あと、mixiの奴の日記で、

「私「私、少しは立ってると思うんだよね…」

 彼「いや、断じて立ってない!」

 私「…(涙)」


〜数日後〜

 私「私、やっぱり多少は立ってると思うから不本意と言うか…」

 彼「いや、間違いなくオレよりは確実に立ってない!!」

 私「確実て…(涙)」


そんな感じで強引に勧誘された私のマイミクさんが管理人のコミュ
「多分私は世の中の役に立たない」
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=811815
が、めでたくもうすぐ100人達成するらしいです。
私が入った(入らされた?)時はまだ30人位だったのに
すごい勢いだ…。どっどれだけ強引な勧誘で増やしたんだ!! 」

って書いてあった。なんか卑猥だ。

金:+70000-3000-4000くらい。
水:沢山飲んだ。6リットルくらい。
麺:食べてない。
カレー:食べた。
フライドチキン:食べてない。
酒:沢山飲んだ。

*  *  *  *  *


伊坂 幸太郎 / 新潮社(2006/06)
Amazonランキング:位
Amazonおすすめ度:

(初読)2006/7月初旬

伊坂幸太郎面白いね!(素直じゃね俺?)
そんなこんなで人気がありそうな春君の話。で、これは謎解きに遺伝子の話が入っていたりして、どっちかというとそっちの方の分野の人間である僕としては結構面白かった。
寓話だけど寓意は無い、なんていう作者が普段言っていることをこれ見よがしに挟むあたりも憎い。
ただ、難を言うとすれば、1作目の「オーデュボンの祈り」の時にも言及したけど、「ストーリーの先がわりかし読める」っていうこと。ただし、その脇に更に小技、を食い込ませるのはこの作家の巧さであり、その先を見越していたつもりの読者ですらも、「おお」なんつって単純に喜んでしまう。あとは、この作者の作品はやっぱりRPGっていうか、最近のRPGね(「オーデュボン〜」はゼルダの伝説に似ている)、やりこみ系のRPGと同じで、一回クリアしてからも二度三度楽しめる、みたいな味付けがされている。
基本的にサービス精神が旺盛なんだと思う。
だからこそ、「ラッシュライフ」でかっこいい泥棒役だった黒澤の登場のときのセリフでは思わずニンマリしてしまう。これは共犯者意識の植え付け以外の何者でもないのだが。

ただ、それを踏まえて上で批評するならば、「その作品はその作品で完結していないと作品が散漫になる可能性がある」ということであり、勿論、作者もストーリーを追っていく上で邪魔になるようなことはしていない筈なのだが、例えば、「オーデュボン〜」の伊藤の登場シーンなどはあれは蛇足ではないのだろうか?他にも泉水の本作以前の活躍を匂わせるなど、ちょっと気が削がれる部分があったことは否めないと思う。

以下ちょっとネタバレがあるんで注意。

僕がとても良いと思った点は、ラスト前の自主云々のシーンだ。そう、普通のミステリーなりドラマなどでは、どんなに良い人が、善なるが故の犯罪を犯したとしても、「清算しなきゃね」なんて言いつつ警察に捕まったりなんだったりするわけだけど、この場合はそれが無い。そしてそれが良い。僕の中には、「お話の中なんだから自首なんてせんでもいいのになあ」なんていつもいつも思っていて、とはいうものの、単なる勧善懲悪では視聴者は納得しないし、リアリティーがないのかしらん、なんて思って残念だったの。いつも。
で、それがこの作者の考え方はなかなかこんな穏健な作品を出している割には意外とラディカルで、それは三作目「陽気なギャングが地球を回す」で、グータラ小理屈を並べる若者たちをギャングが殴って「理屈に合ってたところでそれがなんだ、殴りたいから俺らは殴るんだ」っていう箇所・シーンが僕は好きなんだが、それがこれに通じる。

お話の中なんだつまらん理屈にあわせることは無いんだよ、うん。
で、自首云々についてしかつめらしく語っているのは確信犯だね。

これはデビュー作の「オーデュボン〜」で伊藤が島を出てから自首をしているのと較べ合わせると面白いと思う。

あと、なんだけど、最初の一文と最後の一分の呼応って遺伝子のキャップと終止コドンに対応してるんじゃねえの?
で、タイトルも並びからしてひょっとして?って思って数えたんですけど、これは23対ではなかったです。はい。